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2016年03月02日

桜の季節、SLと一緒に撮影できる場所

【大井川鐡道】春、大鉄のSLや電車を撮影するならココ!というおすすめの桜スポットをプロカメラマンが撮影のコツとともに伝授。

桜の季節、SLと一緒に撮影できる場所


***「第16回 大井川鐵道 桜撮影のアングル」(ファインダーの向こうから)より転記***

桜の季節、SLと一緒に撮影できる場所
 「かわね路号」がやってくると一斉にカメラが向けられた
(フルサイズ一眼レフ 200mm 家山駅 2014年 地図のR地点)


静岡県中部を走るローカル線の大井川鐵道。
2014年3月から始まった本連載も一年が過ぎ、ふたたび桜の季節がやってきました。
全国的にみても桜の本数が多いと言われる大井川鐵道の沿線。
今日は桜、そして、列車たちを、ファインダーの中でどのようにまとめたら良いか考えてみたいと思います。

2014年の記事(第1回 春爛漫の大井川鐵道)では、家山駅、駿河徳山駅、田野口駅の撮影スポットをご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。


|俯瞰撮影でローカル線の魅力を引き出す

桜の季節、SLと一緒に撮影できる場所
福用~大和田間 お茶ぼっこ(喫茶店)の前から桜並木と大井川をのぞむ
(2011年 APS-C一眼レフ 21mm 地図のS地点)



桜の季節、SLと一緒に撮影できる場所
駿河徳山~田野口間 新金谷行「かわね路号」。正島桜並木と呼ばれる並木を俯瞰する
(APS-C一眼レフ 300mm 2014年 地図のT地点)


俯瞰(ふかん)撮影とは、高いところから見下ろして撮影することです。この方法では、線路がどのような地域を走っているのかも写し込むことができます。画面の中で多くを占める空や山を、どの程度いれるかがポイントになるでしょう。

S地点からの作例は、列車の背景になる空と山を、おおよそ画面の1/3で占めるように構図を決めました。また、T地点からの作例では画面を四つに分けて考え、そのうちの1/4を列車と桜並木に割り当てて撮影しています。
このように、画面を分割して考えると構図を決める時にまとめやすいのではないかと思います。

なお、二つの撮影地点の光線状態ですが、S地点は、通過時間がお昼を過ぎる「かわね路1号」以降の列車が良いでしょう。春先の11時ごろまでは光が列車の左側から差し込むため、車体の右側が影になりやすいのです。
T地点からの撮影では、午後の順光線を利用するのが定番です。


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***「第16回 大井川鐵道 桜撮影のアングル」(ファインダーの向こうから)より転記***

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Posted by eしずおか公式  at 14:40 │Comments(0)観光文化・芸術・スポーツ季節のニュース

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